てんぷるらいふ

天パが綴るシンプルにテンパるブログ。

【言葉】「ヒトな人」と「人なヒト」

どうもぽりまです。

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なんでいつも人間の事を【ヒト】って表記するの?

 

ブログタイトルに【 】をつけてテーマを書くと決めているのですが、確かに人間に関するテーマの時【ヒト】っていう表現にするんですが、これ、理由があるんです。

ちなみに苔に関する記事の時は【コケ】って付けるのですが勘の鋭い人は気がついたでしょう。そう、生物の分類ですね。界門綱目科属種。まぁ、と言ってもコケはコケ植物門、ヒトはヒト科であるように階級が違うんですけど。ともあれ【人】とせず【ヒト】と表す理由は二つの言葉には明確な違いがあるからです。

 

 【人】とは

  • 文化的
  • 社会的
  • 自分はヒトだと自覚がある

【ヒト】とは

  • 野生的
  • 本能的
  • 自分は人だと思っている

 

それぞれ3つずつ並べましたが、どちらも上記2つは辞書を引いても出そうな説明ですよね。問題は3つめ。

人は「自身をヒトだと認知している」

ヒトは「自身が人だと認知している」

自らの捉え方次第でその認知とは逆のものであると僕は思います。

 

ヒトは自分が人だと思う。

人は自分がヒトだと知る。

 

人間というのは自分達が思う程、崇高な生き物ではないと思います。数が数なだけに、発想力が膨大であると同時に、生産する力が他の動物よりも勝っている、その程度じゃないかと。

僕がブログタイトルをいつも【ヒト】にするのは僕自身【人】について多くを語る程、まだ【人】として成就してないからです。僕が書く記事は所詮【ヒト】の範疇だという事です。

自然界と壁を隔て人間界を築いたからこそ、その中では王者であり、存分に力を振るうことができている。ただ自然界で生き抜くには人間はあまりにも無知だと思いませんか?道具はもちろんのこと、一糸纏わずの姿でです。

それらを自覚していて「我々はその程度の存在だ。それでもヒトは音楽や芸術を愛する事ができるのだ」と言える者が「人」と呼ばれるのでしょう。いや誰に呼ばれるでもなく、そうあるべきだと。