てんぷるらいふ

天パが綴るシンプルにテンパるブログ。

【コケ】テラリウムがしたいんだ

どうも、ぽりまです。

苔界のさかなクン的存在に会いたい。

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今回は苔とテラリウムの魅力について話したいと思います。経緯といえば…苔サークルを立ち上げたいと思い、それには人が必要な訳で、魅力を伝えられずにどう人を集めようものか、と。だからこの記事で精一杯、魅力が伝われば良いです。

 

ただ僕自身、初心者なんです。経験値が足らない。苔が好きだしテラリウムに興味はあるけど手を付けられずにいる、そんな立場です。

だから言い出すのが恐い。

「苔って素晴らしいんだ!!!」

「ふーん、それで実績はあるの?」

無いんですねこれが。苔の魅力に取り憑かれても、外は一面銀世界。見つけることすらできない。まぁそもそも実績なんてって話ですけど。

 

まずテラリウムとはなんぞや?

テラリウム (Terrarium) とは陸上の生物(主に植物や小動物)をガラス容器などで飼育・栽培する技術である。 現代でも園芸の一スタイルとして、陸上動物の飼育ケージとして、多くの園館や研究者、アマチュア愛好家によって製作されている。(Wikipediaより)

テラリウムは園芸の一部とも考えることができるし、密閉型環境実験とも言える。幅を持たせた言い方だと芸術であり学術であり。なんかこれといって正解だと思える定義が無いんですよね(自論ですけど)。

 

テラリウムについてはわかった。で、一体何が楽しいんだ?

何言ってるんですか?最高じゃないですか??手の中に生態系を飼うんですよ?生態系とまでいかずとも確かに生きてるモノが囲いの中で息しているんです。支配欲でしょうかね。誰しも持っているんじゃないですか。ナウシカですら隠し部屋を持ってまで腐海の植物育ててたじゃないですか。映画『メンインブラック』でエドワーズに対して言ったKが言った台詞。

「1500年前まで人間は地球を宇宙の中心と考え、500年前までみな地球は平らだと信じ、15分前まで君はエイリアンの存在を信じていなかった。人間の常識なんて、はかないものさ。」

その後で“地球の存在する宇宙も、誰かのビー玉の中に過ぎないかも”的なシーンが入るんですが、堪んないですね、この感覚。なにか爽快なわけですよ。僕らは広い世界に住んでいると思いがちで、本当はちっぽけで儚い囲いの中にいるだけ。テラリウムの小さなアクリル容器に入っている生態系を観てそれに気付くんです。イッツアスモールワールド(語弊)。

 

お、おう…。動物じゃダメなの?

動物を飼う事との大きな違いは、テラリウムは水・酸素・二酸化炭素が循環する事。密閉空間で自給自足する様は生命力を体現したかのよう。うーん…最高にクールだ…。動物を飼うのは命を飼う事。テラリウムで植物を飼うのは世界を飼う事。スケールが違うんですわ。

 

でもなんで苔テラリウムにこだわるの?

苔の美しさって日本人特有の美的感覚から来るものだと思うんです。君が代の詞にもある『苔のむすまで』日本人ってこうゆう経年変化に侘び寂びを覚え、独自のセンスを磨いてきたんでしょうね。忘れちゃいけない精神だと思います。苔はそれをいつでも思い出させてくれます。

 

わかったよ。それで苔サークルではどんな活動をするんだ?

いやぁ…それが具体的に決まってなくて。テラリウムを作ったり、特定地域の苔のフロアなんかをしたりしようかと思ったりしてます。まぁ、と言っても「蘚苔類学部」という名でうちの学校でヒソヒソとやろうとしてるだけなんですけどね。

 

じゃあブログ記事にする前に学内で勧誘しろよ

だって「キミ、苔に興味ない?」ってただの変態やないか。