【言葉】なぜ彼らは"まぢ"と言うのか?
どうも、ぽりまです。
LINE
今やスマホ世代の中高生には知らぬ者なしのコミュニケーションツールですね。僕もLINEは連絡手段の1つとしてほぼ毎日利用してます。
さて、僕の友達がLINEで「まぢ笑」という言葉を使っていました。
意味は通じるし、なんらコミュニケーションに障害は生じないけど、なんか腹立つ。なんでわざわざ「まじ」を「まぢ」にするのか。
そもそも意味的な変化がある訳でも無く「まぢ」を使っている人は「まじ」の意味と全く同義で使っているのだと考えられます。
「まじ」と言うのも、諸説ありますが、特に「真面目」という言葉から来てる説が有力で「まじめ」は決して「まぢめ」とは読めないです。
でも、何故そこまでして今時JK、そして俺の友達は「まぢ」を使いたいのか。
そこでこの発想に至ったのはシンプルです。
スマホが世に普及され、ガラケー世代も皆、スマホに使い替え始めました。この小さな画面でPCと同じようにキーボード入力するのは、ガラケー世代も通過している平成少年達にとって至難の技です。そこで登場したのが『フリック入力』。この入力法だと到来のガラケーと同じように。また、より早く文字が入力できますね。
そう!フリック入力こそ、彼らが「まぢ」を使う原因だ!
LINEやTwitterなどでリアルタイムに情報が飛び交う中、大切なのは、その正確性よりも速さになっています(本当は正確性の方が大事だと思うがね)。
数秒間にどれだけの情報を伝達受信できるかが、現代においての情報力じゃないでしょうか。
伝達(つまり入力)の速さというと、以前こんな事が話題になっていました。
http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1141420735398117301
ここに注目すると「まぢ」が使われる理由は明らかなものになりました。
4枚の画像を見てもらうと、なんとなく見当がつくと思います。
ここで明白になったのがキーの配置による指の流れ、つまり移動距離の差です。「まぢ」と打つ時は小さな三角形を描くだけでいいが、「まじ」と打つ場合は複雑な砂時計に近い動きをしなければならない。この差は先ほども言った通り、速さがモノを言う現代の情報社会において大きな差といえるでしょう。速さ、すなわち効率を求めた結果、「まじ」が「まぢ」に変換されていったのだと僕は思います。
「まぢ」
それは彼らなりの効率的な入力法なのです。
でも僕は今もこれからもキーボード入力だし、
「まぢ」を使う輩には、まぢで虫酸が走ります。